私たち美容師が使う“鋏“について 〜セニングシザー(梳き鋏)編〜

先日も30℃の越えの日がありましたが翌日は22℃と寒暖差が激しく
体調管理に気をつけなければいけませんね(汗)
また今年の梅雨入りは遅いようで6月11日ごろのようですね。

今回は以前ご紹介した私たち美容師が使う“鋏(はさみ)“についてでお話しさせて頂いた鋏のお話ですが、現在お店に業者さんから貸し出しで来ている“セニングシザー(梳き鋏)“が沢山あるので、セニングシザーについて詳しく書いていきたいと思います。

こちらは3本ともセニングシザーなのですが以前ご紹介した時にセニングシザーの“梳き率“のお話を少ししたと思うのですが、こちらの3本は全て“梳き率“が違います。梳き率が上から順に25％、30％、35％となっており櫛状の刃の方が密度が違うのが分かります。

25％の刃です。

30％の刃です。

35％の刃です。

このように一概にセニングシザーと言っても様々な物があるのです。

またセニングシザーでカットするとどうなるのかと言うと……
こちらが髪の毛のパネルを引き出し中間から毛先にセニングシザーを入れた場合です。
中間から毛先は毛が薄くなっているのがわかると思います。
※普段はあまりこのような使い方はしませんが分かりやすくするためウィッグで試しました。

鋏のお話であまり面白味が無かったかもしれませんが私たち美容師が使っている道具を知っていただけら幸いです。

今回もご一読ありがとうございました。