〜髪の毛の豆知識、正しいホームケア〜

あっという間に今週で9月も終わりです。
まだまだ暑いですが、これから10月秋本番です。
僕の秋の楽しみは紅葉です(^_^)
先日購入したバイクが届いたら見に行ってみたいと思います!

今回は“髪の毛の豆知識““正しいホームケア”を紹介しようと思います!
意外と知らない髪の毛のことや、お客様が普段自宅でしているホームケアが実は間違っていてケアしているつもりが逆に髪の毛にとって負担になっているなんてこともあります。
改めて正しいホームケアのやり方をお伝えしたいと思いますので是非、実践してみてください!

〜日常生活の中で髪の毛が痛む大きな原因は下記の3つが考えられます〜

・シャンプーをしっかり泡立てずに洗っている
水分を含んだ髪は、キューティクルが特に傷つきやすい状態。
しっかりとシャンプーを泡立てずに洗っていると、髪が摩擦されてしまいダメージを引き起こします。

・ドライヤーで長時間乾かししている
タオルドライをしないで濡れた髪のまま長時間ドライヤーをかけると、熱と摩擦の両方が毛髪の刺激となってしまいます。
キューティクルがはがれやすくなるだけでなく、ハリやコシが失われてゴワゴワした状態になってしまいます。

・紫外線対策をしていない
髪の毛も頭皮も無防備なまま紫外線を長時間浴びると、日焼けしてダメージを受けてしまいます。
髪の毛は紫外線によってたんぱく質が破壊され、もろく傷つきやすくなったり赤茶けた色になったりするだけでなく、水分が奪われ乾燥が進行してしまうのです。

〜正しいシャンプー、トリートメントのやり方〜
ブラッシングで髪の絡まりをとり、ぬるま湯で髪全体を十分に流して頭皮の皮脂や髪の汚れを落としましょう。
摩擦を防ぎ、頭皮の汚れを落としやすくするため手のひらでシャンプーをしっかり泡立てましょう。
髪をこすり合わせてゴシゴシと洗うのではなく、指の腹で頭皮を揉むように優しく洗いましょう。
よく「髪を洗うと抜け毛がすごい」と言われる方がいますが、髪の毛は一日に50〜100本程度は抜けています。
シャンプーをした程度で抜けてしまう髪の毛は“退行期“と言って既に抜けるサイクルに入っている髪の毛なので何の問題もありません。

〜すすぎ時間は3分を目安にしっかりと流しましょう〜
すすぎが足りないと頭皮にシャンプーや汚れが残り、トラブルの原因になってしまいます。
洗い流す時間は3分を目安にしてください。
少し長く感じるかもしれませんが、清潔な頭皮を保つために意識して行いましょう。
流す時は38℃前後のぬるま湯がおすすめです。
熱いお湯だと必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥する原因となるので、ぬるめのお湯で洗い流します。
一度流したあと襟足や首の後ろなど、すすぎ残しが多い部分をもう一度ていねいに洗い流してください。

〜トリートメントは中間から毛先につけましょう〜
トリートメントを使う時は、髪が傷みやすい中間~毛先につけるようにしましょう。
毛先を中心に揉み込み、粗めのくしや手でとかしながら全体になじませてください。
トリートメントもシャンプーと同様に洗い残しがあると頭皮ダメージにつながる可能性があるので、ぬめり感がなくなるまでしっかり洗い流すしましょう。
根元にトリートメントをつけ過ぎると頭皮のベタつきやボリュームダウンにつながりますので控えましょう。
根元の方は、たとえカラーやパーマをしていたとしても中間〜毛先に比べるとさほど傷んではいません。

〜ドライヤーの正しい乾かし方〜
タオルドライでドライヤーの時間を短縮できます。
タオルドライをして水気をふき取ることで、ドライヤーの時間が短縮でき、熱によるダメージを大幅ダウンできます。
タオルドライする時は髪をこするのではなくタオルに挟んでやさしく押さえましょう。
髪の毛は実は濡れている時が一番ダメージを負いやすい状態です。
理由は濡れることにより表面のキューティクルが開いてしまうからです。
この状態だとカラーも褪色しやすく髪が擦れたりすると毛髪内部が傷んでしまいます。
寝れたまま寝るなんてことは以ての外です。

〜根元から毛先の順番に乾かしましょう〜
ドライヤーは髪から10〜15cm以上離して使いましょう。
まずは髪の根元を中心に乾かします。
根元に温風が行きわたるように中に指を通して髪を動かすようにするのがポイントです。
半乾きの状態になったら毛先まで乾かしていきます。
乾いた後もドライヤーを当て続けてしまうと髪が乾燥しパサつく原因になるので気をつけましょう。
ブローをする場合は髪が完全に乾いた状態でブローを始めると熱ダメージで傷んでしまいますので、8分乾きくらいの状態で行ってください。

普段お客様が自宅で使っているドライヤーにも冷風の機能が付いていると思うのですが、冷風は何のために付いているかご存知でしょうか?
よく「暑いときのために」と思われる方が多いようですが、冷風は最後の仕上げに使う機能になります。
髪の毛は暖めた後、冷める時に形がつきます。
また最後に冷風で仕上げるとによりキューティクルが締まり艶やかで手触りの良い仕上がりになります。

〜紫外線対策も重要〜
髪も肌と同じように紫外線のダメージを受けるので、日ごろからUVケアをする必要があります。
帽子などで紫外線を防ぐことが難しいシーンでは、事前に紫外線防止効果のある洗い流さないトリートメントやスプレータイプの日焼け止めをつけることをおすすめします。
紫外線対策をしっかりと行うことでカラーの褪色を抑えることも可能です。

お店で取り扱いしている商品にも髪にも使える日焼け止めがございますので是非ご覧になってください!

〜頭皮ケアも忘れずに〜
美しい髪を育むには髪の土台となる頭皮を健康に保つことも重要です。
髪と地肌をお湯ですすぎ、シャンプーをなじませ、泡立てた後、指をジグザグに動かしてマッサージします。
シャンプーをする際は洗うだけではなく頭皮をマッサージすることも意識して行ましょう。
生え際から後頭部、耳の後ろから後頭部、襟足から後頭部で徐々にずらしながら洗い十分にすすぎます。
皮脂量が多い頭頂部や前頭部はよりていねいに洗い上げましょう。

お店でもヘッドスパや頭浸浴など頭皮を健やかに保つためのメニューがありますので是非お試しください!

頭皮から毛先までしっかりとケアをしてツヤがあってみずみずしく美しい髪を手に入れてください。
何か分からないことや知りたいことがあれば何でもスタッフに聞いてくださいね!

今回もご一読ありがとうございました。

一覧
OTHER
VIEW ALL